![]() | 岡田武史監督と考えた「スポーツと感性」 (2008/02) 志岐 幸子 商品詳細を見る |
人生はいい時ばかりじゃない。
悪い時は必ずその人に必要だから起きる。
何のためかって言ったら
次に成功するために。
辛い時、苦しいことがあっても
簡単に逃げるな。
岡田武史
スポンサーサイト
![]() | 14歳からの哲学 考えるための教科書 (2003/03/20) 池田 晶子 商品詳細を見る |
~もしも、ある人の仕事、ある人の姿が、他の人に感動をもたらすとしたら、
それは、その人の仕事、その人の姿が、その人でありながらその人でない、
その人を超えた何か大きなものに触れているからだ。
だからこそ、それは、その人ではない他の人にも、感動を与えることになるんだ。
もしもそれが、自分の欲得を計算して為されたような仕事だったら、
どうしてそんなものが他人に感動を与えるはずがあるだろう?
ところで、他人の仕事やその姿に感動できるためには
その人も、その人と同じ自分を超えた何か大きなものを知っている、
共にそれを感じているものでなければならないね。
感動するということは、共感するということに他ならないからだ。
だから、ある天才の仕事に感動できるとしたなら
君は、天才だ。
天才が何をしようとしていたのか理解できるなら、君は天才だ。
両者が共に自分を超えた大きなもの、
つまり「天」を見ているということで理解し合うということなんだ。
「天」を見ない人、「天」を知らない人は、結局天才を理解できない。
「天才だなんて、そんな大それた才能は僕にはありません」って言いたいのだろう?
違うんだ、才能のあるなしには問題じゃない。
そんなものは、二人として同じ人はいないという、個性の違いすぎない。
問題は、君が天才と共に天を見られる人であるかどうかということだ。
天を見るとはどういうことか、もうわかるよね。
ちっぽけな自分を捨てることだ。無私の人であることだ。
君が自分を捨てて、無私の人であるほど
君は、個性的な人になる。これは美しい逆説だ。真実だよ。
人は、個に徹するほど天に通じることになる。
この宇宙は、なぜかそういうつくりになっているからだ。
本物か偽物かという問いを理解するのも、やはり本物の人だけだ。
偽物ばかりが横行する今の世の中を生きゆくのは、本当に大変だ。
でも、偽物の人生を生きて死ぬよりは全然大変なことじゃない。
だから本物の人間になろう。
君は、君だけは、本物を見抜ける本物の人間になろう~
池田晶子







